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靖 伊藤

AHPコンピテンシーコラム第95話

日常で気がついたコンピテンシー。今回は、この『日報』作成の要諦と、それを活用したマネジメント(Management by Dairy Report)についてお話します。

皆さんは一日の出来事をふと振り返る事があると思います。それは時によってはお風呂で浴槽につかっている時であったり、寝床について寝付くまでであったりするでしょう。しかしながら、その時に振り返った事は翌日になると、殆ど覚えていないのが現状です。そこで先ず試して頂きたいのが、仕事を終わったら、今日一日、何をしたかを書いてみる(勿論、パソコンでも紙でも結構です)と言うことです。書くという行為は予想以上にパワーを要します。研修でも話す事は出来てもそれを書くとなると、受講生の皆さんはかなり苦労されているように見受けられます。何故なら、話していると、少々筋が通っていなくても、あまり気にならないのが、書いてみると、その点が気になってくるからです。また、書いている内に、自分の書いている事が本当にそうであったのかを何度も考えていることもあります。しかし、このように考える事が脳の活性化に繋がり、自分がやった事をより鮮明に思い出す事が出来るのです。そして、その中でうまくいった事も出来なかった事についても同じように心に刻み込むことになります。これは第一段階ですが、先ずはこれを暫くの間、続けて行く事をお勧めします。

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